こんなに大きくなりました、24

 

f:id:ttsu_pi:20200730213339j:image

 

 

知念さん、お誕生日おめでとうございます!

やってみたかったプレートケーキを発注しちゃった。

 

ノースリーブに短パン、クルクル回るハイトーンボイスな少年に惹かれて…10年。

23歳の振り返りを完全なる主観で。

 

・『坂道のアポロン』公開決定

・『未成年だけどコドモじゃない』公開決定

・『忍びの国』公開

・『世界体操』プレゼンター就任

・ Hey!Say!JUMP デビュー10周年

 

 

4月下旬、 「主演映画だって~~!」

知念担な母のアラームに飛び起きた朝。今日は目覚めが良い。この時が来たか、待ちに待った主演。座長デビューを飾るのは『坂道のアポロン』青春漫画の実写だった。中川大志くん・小松菜奈さん・ディーン様…錚々たるキャストの中でも、一番大きくて目に飛び込んで来た〝 知念侑李〟の文字。おめでとう…夢心地か。エンドロール大好き芸人の私からすれば、一番初めに名前が流れてくる嬉しさが堪らない。今から楽しみだ、

 

〝Someday My Prince Will Come〟WSで解禁された予告のBGM。そう、一度は聞いた事があるであろう〝いつか王子様が〟 のピアノver.。ピアニストの先生を後ろに練習に励む姿、弾いていたのは知念さんだった。そうきたか……(泣)ピアノ初心者なのに、ドル誌で「電子ピアノ買ったんだ」そんな風に言っていたのを思い出した。点と点が繋がって、一人盛り上がった。匂わせ警察、完敗(?)演奏シーンも完全に吹き替えなし。終盤にアポロンの山場であるセッショシーンを控えている…表に見せない努力で、楽しみながら音楽に没頭してる姿が浮かんだ。

 

漫画を実写化するからこそ、正直原作ファンの反応も気になった。〝ジャニーズだから〟その言葉で弾かれずに沢山の人に見て欲しい。知念さんは 西見薫 をどんな役に仕上げるんだろう、期待で胸が膨らんだ。この映画が知念さんにとって、どんな映画になるんだろう。本屋で帯のついたアポロンが並んでいる光景が嬉しくって、初めて漫画を大人買いした。日が経つごとに解禁されていく情報に、胸を躍らせる。春が待ち遠しい。

  

かけがえのない親友・切ない恋・音楽 が眩しく交錯する10年の物語。

坂道のアポロン』2018年3月10日公開

 

 

 

6月中旬 何かを察したかのように、アラーム前に起きた。

続く映画、これはデジャブか…TVにかじりつくようにWSを見る。『未成年だけどコドモじゃない』今度は王道少女漫画。「知念くんみたいな名前の映画だな!」って、母とツッコんだ記憶がある。吹き出されたうどんを避けていえるシーンに、朝だからか理解が及ばなかった。

 

三角関係…「えっ、ケンティーと?」ラブホリ王子の名を馳せる、あの中島健人様。しスクラップティーチャーで共演した以来だと言うから驚き、9年ぶりの共演らしい。役柄は美形の毒吐き幼馴染。ぴったりだ…ツンデレだけど、いつも助けてくれる「アイツのこと好きなの、俺知ってるから」ポジ。最高に美味しい役だ、これ。もちろん今回も漫画を大人買いして、小一時間で読んだ。

 

主題歌は WhiteLove  /  Hey!Say!JUMP

~恋の始まりのキラキラが冬の空を舞うようなアップテンポのメロディーに乗せて、運命の人への強くまっすぐなメッセージが歌われた永遠のラブソング~ そのイントロダクションにぴったり、イントロ・歌い出し・テンポ感から全て好きだった。知念パート〝最初で最後の恋を 始めようよLady〟 の指クイを何度真似したことか。絶対白いタキシードだ…なんて思っていたけど、オールブラックで揃えてきたのは驚いた。

 

 

 11月29日

未成年だけどコドモじゃない』 完成披露試写会

知念さんの誕生日前日に行われた、 ホワイトプレミアと称した完成披露試写会。まさかとは思いながらも当選メールが届いていた。消息不明だった自名義、FCで一生分の運使った……間違いなく本望。

 

平日だから午後給を使った。午前中の仕事は上の空だったし、スキップしたい気持ちを抑えて国際フォーラムに向かった。チャペルと鳴り響く鐘の音。ここは結婚式会場?そう、錯覚した。この映画のテーマが結婚(高校生だけど)(少女漫画なもんで)だからか、場内はウエディングムードで溢れていた。 多くのカメラと機材、もちろん青木アナもいた。

 

知念さんの23歳最終日だから、「見納めだね、ケーキが来たら全力でハッピバースデー歌おうね」そんな話をしながら、案内された席が真横だった……それも本ステージへ続く階段のちょうど横。急に現実味を帯びてきた、本ステージも目の前だ。

 

暗転して、鳴り響く鐘の音。WhiteLove が流れて、右と左それぞれの扉から出てくるタキシード姿の知念さんとケンティー入場はケンティーが私側を通る、本当に〝顔が良い〟この言葉しか言えなかったから、語彙は捨てて目に焼き付けた。同時に察した、退場はもしかして…不整脈ぐらい心拍数が早い。

 

双眼鏡必須芸人にも関わらず、幸い本ステージが肉眼で見れた。ショートのウエディングドレスを着た平祐奈ちゃん、2人の王子がが姫引き寄せられるように本ステージに向かう光景が、おとぎ話に過ぎなかった。知念さんはセミロングのシルバータキシード。正装効果でいつも以上に背筋がピーンしている、相変わらず佇まいが綺麗で何度も惚れた。 

さすがのケンティー節…と感心したプロポーズ対決、慣れない知念さんの照れ隠しする表情が微笑ましい。これ絶対明日のWS行きだ…終始ケンティーが「ねんち~」を連呼して可愛さを引き出してくれる裕翔くんのような存在だったから、心で固い握手を交わした。キャスト・監督さんと楽しそうに話す姿。終始笑っていたし、珍しくよく喋っていた。そんな良い雰囲気で作品を作れたんだろうな…ただ嬉しかった。

 

そんな余裕も束の間。登壇が終わり捌け、私側の階段を下りて来る…予想的中だ。動揺と動悸が止まらない。かれこれ20年、こんなに心拍数が早いのは初めてだった。

 

「24歳おめでとうございます…!」

目の前を通った時、動揺しながらも冷静な友達に連られて言えたのが、やっと。

 「ありがとう」

天使のように優しく微笑みながら、手を振ってくれた知念様……たった一瞬だけど、会話のキャッチボールが出来た。それに、優しくて、フワッと甘い。とんでもなくいい匂いがした。なんの柔軟剤だろう…香水かな。初めてこんなに近くで顔を見る事が出来た。小さな顔は肌が白くて、羨ましい程の上向きまつ毛。近くで見るほど綺麗な顔立ちが際立っていた。

 

 

この後にみせコドが上映されたから、正直映画どころじゃなくてドキドキが止まらなかったけど、笑いあり、涙あり(?)少女漫画の中でも相当ぶっ飛んでる世界観に笑った。ヒロインに思いを馳せる幼馴染。切ない顔も勇ましい顔も、新鮮な表情ばかりだった。唯一映画に吸い込まれたのが、ヒロインとダンスホールでの社交ダンス。どんなジャンルでも知念さんのダンスは魅せる美しさを持っていると思っているけど、相手役がいる事がとても新鮮で。リードしながらも、つま先から頭の先まで繊細で、本当に美しかった。これは是非とも劇場で見てほしい…

 

会場を後にしても、浮かれ気分。さすがに今日くらい浮かれたっていいはず。オタクがよく言う「墓」、私にとっての墓は国際フォーラム ホールCだ。ファミレスに入っても、電車に乗っても、余韻が抜けなかった。ひとつ心残りがあるとすれば、完成披露試写会後の控室で誕生日お祝いして貰っていた事を、公式アカウントで知った。私たちにもお祝いさせて欲しいってばよ!そんな気持ちを胸にファミレスでケーキも食べた。今日が終わって欲しくなくて、友達と11/30のカウントダウンもした。今でもその夢心地に存分に浸れる。

 

未成年だけどコドモじゃない』2017年12月23日 クリスマスイブ公開。

 

 

 

7月 大野くん主演「忍びの国

憧れている先輩との共演。もちろん本人がいちばん嬉しく思っているだろうけど、私この共演を心底喜んだ。この時を待っていました…早く作品を!番宣を!雑誌を!って、決まった時から欲深い程、心が踊っていた。予告は大きな兜を被って、弓矢を引いていた。見たことある光景。名の知れたキャストさんに次いで〝知念侑李〟の文字が、嬉しかった。番宣・特別番組、どこ行っても可愛がられていた姿はまさに 国民の孫そのもの。

 

期待通り、番宣にインタビュー・雑誌はW表紙を任せて貰っていた。公開直前は追いつけない程、宣伝の日々。non-no 8月号で展開され〝STAND BY ME〟という見出しがついた、大野さんとの縁談。これが本当に良くて。挿入されている写真、お互いをカメラに収める2人の顔がすごく好きだった。大野くんにしか出せない表情なんじゃないか、と思う。普段はあまり欲のない知念さんが〝大野くんの性格に入り込みたい、そこだけは譲れない〟そう、豪語するくらい。TVでの宣伝では1歩下がった位置、キラキラした目で大野くんを見つめていた。ただのオタクであり、最強のオタク。本当に大好きなんだなぁ…って、微笑ましかった。

 

この作品は時代劇だけど、話がスッと入ってきた。大野くんの演技力。脱力加減・表情の操り方。垢抜けていながらも、魅せる事が上手くて惹き付けられた。どう考えても演技派に過ぎないのに、それでいて国民的アイドル〝嵐〟だからすごい。

  

必殺仕事人・参勤交代リターンズ…有り難いことに知念さんが少しずつ時代劇に浸透してきている中〝織田信雄〟という役は全然違った。新しい開拓地のようだ。こんなに感情を露わにする演技を初めて見たし、錚々たるキャストさんに負けず劣らず。そんな演技に感情移入して、すすり泣く声が聞こえる…圧巻だった。ぐしゃぐしゃに泣く情けない姿、煽られていくうちに勇ましくなる表情に、信雄が抱えていた心境さえ見えた気がした。信雄の寝込みを襲う無門、これが大野くんとの初共演シーン。緊張感がある静かなシーンなのに、案の定オタク大喜び、映画館はザワめいてた。あんなに顔が近いから、カットが掛ったら絶対笑っちゃうだろうな、そんな状況までしっかり脳内で妄想した。

 

企画側、舞台挨拶もすごい。2日制の舞台挨拶はで1日目がメインキャスト。2日目が大野智×知念侑李。オタクの楽しみ無限大だな。もう、知念さんとオタクの為にあるような企画。そんな贅沢良いんですか…「その意向に沿って私も!」、張り切って大野担と舞台挨拶に挑んた。あんなに広い舞台上で2人で指相撲をするなんで、キャパの使い方史上いちばんの贅沢だな~、ずっと愛だった。大野くんファンの方も、良く思ってくださって嬉しかった。〝知念師匠〟そんなワードをエゴサして、何度温かい気持ちにさせてくれたか。オタク楽しいな……キャストの段階で知念さんを選んでくださった関係者各位に頭が下がる、さとちね史上1番楽しい期間だったかもしれない。舞台挨拶を発案した方にはサマージャンボとか当たって欲しい。憧れから共演者になって、同じ作品作るなんて誰が想像したか…また共演する機会がありますように。業界関係者へ届け!

 

 

 

10月『世界体操』プレゼンターJP

アリツアの合間に個人のお仕事、おめでとう。よっ、世界進出!松岡修造さんとのタッグ、とても心強い。「同じ画角に入れないんじゃないか」って、心配していた身長差は30㎝。凄い仕事を頂いたな、テレ朝に飾られた大きなタペストリー・六本木駅構内の電光看板。もちろんメインは選手の方々だけど、自信溢れる表情でプレゼンター知念侑李として、名を残していたのが嬉しかった。人混みを気にしながら、バシャバシャ写真を撮った。

 

知念侑李の全力!世界体操』数日間、テレ朝 深夜 2分間をジャックする特別番組。 2分…たった120秒なのに、知念さんらしさがギュッと詰まってた。ライブの合間に誰もいない控室で勉強して技を覚える姿、スタッフさんはこの見せない努力をこっそり教えてくれた。日によって、筆記と実技が行われる。実技の面、やっぱり軽やかに技を挑戦するけど、手は震えていた。その上に自分に言葉のプレッシャーをかけていた。失敗した時は良い意味で諦めが悪くて、何度もチャレンジする。成功した時は安堵した笑顔が最高に眩しくて、心が締め付けられた。「そんなにプレッシャーかけなくて良いのに…」そう思ったけど、そんな所が好きでもあった。 

 

カナダにいる間は治安を気にして、モントリオールの現在時間をiphoneに登録した。現地では日を追うごとに立派なプレゼンターになっていて、最終日は初日と顔つきが全然違った。修造さんにリードしていただきながら、懸命に体操の素晴らしさを伝える姿、何より誇らしかった。

 

体操一家な知念家。お父様が体操選手だったこともあり、彼にとって身近なようで、プレッシャーは大きかったと思う。体操の仕事を頂いた事、もちろん家族も嬉しかっただろうけど、知念さんが踏み込んでみたかった分野なんじゃないかな…と考えてみたり。アイドルという立場でこのような仕事を頂けた事、自身への影響力・色々なきっかけに繋がった気がして嬉しかった。忙しい中慣れない環境下だったけど、本当にお疲れ様でした!食事の文化があった関係で、豚肉が食べられなかった知念さんに帰国後すぐに肉、鍋をご馳走してもらっていた。勿論、お相手は山田さん。空港の到着時間まで聞いて、コストコで物資調達してたらしい、デキてんのか。

 

 

 

そして先日、Hey!Say!JUMPがデビュー10周年を迎えた。おめでとう! そして、ありがとう!

 

〝JUMPが僕の存在価値そのもの〟

〝この9人が一緒な限りアイドルをやっていくと思います〟

メンバーに対する想い。Myojoの10000字企画、ちねぺでの言葉。

 

13歳という若さでデビューして10年。UMPのメイキングで膝の上に乗るちぃは今も変わらずメンバーの膝に乗っていたりする。年月を重ねていながらも、昔と変わらず同じ場所にギュっと集まるメンバー達。若くにデビューして口々に〝エリート〟と言われ、思春期の葛藤、沢山の思いが行き交う時期だったと思うけど、10年経ってもこうして笑い合う姿がやっぱり好きだ。ずっと見ていたい

 

久しぶりに9人全員で行ったカラオケで「僕は、JUMPが大好きだから…」って、知念さんが号泣した話。メンバーの前でも泣かないタイプだと思ってたから正直驚いた。このグループが知念さんにとって、大切な在り処であることを改めて認識出来た。何より、このエピソードを話す8人の温かくて愛おしい表情が好きだった。

 

〝外の仕事をしてグループに帰ってきた時、メンバーの顔を見ると安心する〟色々な雑誌でこの言葉を目にした。「いってきます」を言える場所、何より積み重ねてきた時間が長い。忍者ハットリくんの撮影で「帰りたい。お母さんに会いたい…」そう呟いてた、寂しがり屋の少年が。仕事場の方との接し方に慣れず、撮影現場で空き時間はガムテープをいじっていた青年時代を経て〝怖さもあるけど、お芝居が楽しくなってきた〟 色々な経験を通し、作品を作り上げていく中でそんな言葉を発するようになっていたことが、素直に嬉しかった。

 

今まで仕事で関わってきた方々の支え、Hey!Say!JUMPという帰る場所を見つけられたこと、人望、努力…全部が知念さんの強みだから、アイドルの垣根を超えて色んな可能性を見つけて欲しい。

 

 

でもやっぱり、いちばん好きなのはアイドルとして、ステージに立つ姿。歌って踊り、メンバーと戯れる。〝見てほしい、楽しい、気持ちいい〟そんな感情が体から溢れていて、なにより見ている私までパワーを貰える気がする、その光景をまた見たい…と中毒になる。知念さんはエナジードリンクのような存在。照明に照らされた知念さんは無敵だ!それに、色んな表情でファンサービスに答えてくれる。双眼鏡でそれを見るのだって楽しい。知念さんのファンサはとてもピンポイントで視界に入れば勝ちだ、2人だけの空間が作られる。その光景を見ているのだって、楽しい。

 

目で見れない知念さんの魅力も多い。人間性・感受性。簡単明瞭だけど的を得ていて、言葉の綴り方が上手い。自分の発した言葉から、自身を強く持っているように感じるし、なにより前向きで人間らしい。天才肌にだと思うけど〝知念は出来る〟そのレッテルからモチベーションに繋がっている気がする。それに人間関係。ドライなタイプだけど先輩・メンバー、良い意味で人によって、押し引きが上手い。

  

 

泣き顔・弱い一面だってほとんど見せない。「国立競技場でライブをしたい」そんな風に現状に満足せず、ずっと上を見続けている。私が好きになったアイドルはとても尊敬できる人であり、憧れだ。幼稚園の頃から、大野君に憧れてジャニーズに足を踏み込んだ。コンサートでサイン色紙をゲットしたことを嬉しそうに番組で公表するくらい、あのステージに立つことを夢見ていた少年が夢を与える立場になった。

 

 

23歳、初めて見せる顔に好きが溢れて。 

24歳、新しい〝知念侑李〟が沢山見れるように。

 

これからも憧れの人と同じ世界で、夢を与える存在でありますように。

 

 

f:id:ttsu_pi:20171130184637j:image