あの日のPARADE

 
 
今年1月に幕を閉じた
〝Hey!Say!JUMP LIVETOUR 2019-2020 PARADE〟
DVD発売を記念して、忘れたくない誕生日公演の気持ちを綴る、自己満ブログ。
 
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 11/30
 
pm0:00 
 
誕生日おめでとう、何度祝っても自分の事のように嬉しい日。沢山お祝いされているTwitterを眺めて、愛に溢れた誕生日動画を見る、毎年のルーティン。でも今日はいつもと違う、直接祝える喜びを噛みしめて…寝落ち。
 
 
キャリーケースに膨らむ気持ちも詰め込んで、大阪へ。何度行っても慣れない電車と右側のエスカレーターに苦戦しながらも、オタクらしき集団について行き、本日のバースデー会場 京セラに到着。今回も楽しませてくれたグッズ騒動は私の中のノブが出てきちゃうくらい、グッズ名のクセがすごい。ウルぷぅの体がペンライトなんて誰が想像したか。そんなトンチキとは裏腹にウルぷぅの息吹……失礼。知念さんの団扇、ビジュアルが良かった………誕生日だから沢山買いたかったけど、なんて言ったって今日は遠征。とりあえず2枚だけ納税した。
 
 
会場に着いてオタクに会う時間も楽しい。
「本日はおめでとうございます」の言葉を頂戴して、式でも挙げたのかと錯覚する。
 
ドレスコードにピンクを取り入れていたり、知念さんの団扇を持っている人を多く見かけた。知念さんの誕生日をお祝いすべく駆け付けたファンを初め、この空間にいる5万5千人がお祝いしてくれるのか…そんな事を考えただけで胸が熱くなった。
 
会場に入ると既に暗転していた。世界観が浸透している場内はホーンテッドマンションのようで、お屋敷の中にいるような演出がライブ前から始まっていた。注意事項のアナウンスから雰囲気を漂わせ、特殊な花道に外周、ステージ構成が凄い。使い人のような恰好でランタン・ほうきを持って練り歩くJr.達。そう、今回はバックにJr.が付く。どんな化学反応が起こるか、楽しみでもあり少しだけ寂しくもあった。
 
 
pm18:00 「PARADE」開演
 
【OP】
本格的なアナウンスの正体は、メンバー自身もキャストに関わったグレゴさん。いかにもハリーポッターに出てきそうな白髭がよく似合うお爺様だった。「ようこそお越しくださいました、既に沢山の方がお集まりです(略)こちらは魅惑の体験が出来る秘密の部屋。但し夜が明けるまでにお戻りにならないと二度と出ることは出来なくなりますのでご注意ください」ホーンテッドマンションとタワー・オブテラーを織り交ぜたようなOP。私たちはパーティに招待された設定であり、ランタン・ほうきを持っていたJr.は、掃除して照明を灯し、パーティの準備をしている使い人の光景だったのか…と解釈した。
 
 知念さんを筆頭に執事の恰好をしたメンバーが現れる。一瞬赤く光り牙を見せる。闇に包まれ、狼を匂わせる演出。知念さんの可愛らしさの中にある妖しさが、余計に心を惹き付けられてゾッとした。
 
 
【Zombie step】
先にJr.が会場を盛り上げて、センステにJUMPが現れる。この光景いつぶりだろうか、神々しかった。「ようこそ、PARADEへ」〝 It's Party Time !〟の合図と共に特効が上がる。ハロウィンを彷彿とさせるイントロと愉快なリズムで始まったパーティ。開演前のアナウンスで「夜明けまでに戻らないと元の世界に戻れない…」そんなことを言っておきながら「朝まで騒ごう、叫びな」という歌詞に 矛盾~…って、ツッコミを入れた。〝次の招待状も渡すよ すぐに会えるよ またいつかのパレード〟このフレーズにJUMPらしさを感じて、一層心が踊る。
 
 
「Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2019-2020 PARADE」
イントロに乗っかりアナウンスが流れる、揃った声色に誘われて【パレードが始まる】序章 Zombie step で会場のボルテージを上げて、本章の開幕。絶対的信頼と実績の辻村有記さんは、JUMP特有のワクワク感をこれでもかと詰め込む天才だと思っている。サビの高揚感とファンタジーに溢れた歌詞。
〝Welcome to the new world 誰も知らないこの場所に キミを連れて来たくてさ〟ロッコで近くに来たJUMPが日常から連れ去ってくれるような、そんな夢心地。
 
 
「Hey、大阪のみんな~!今日1日を素敵な日にしてくれますか」知念さんの煽りから始まった、定番曲 【ウィークエンダー】この曲はやっぱり体が動く。〝今夜 僕とのファンキータイム〟その日の気分を表すかのような知念さんのジャンプ、今日も最高に決まっていた。
 
【Star Time】
オルゴールの中にいるような優しい音色から、散りばめられたライトが集まってお城が現れる演出。声を漏らす程、あまりにも綺麗で鳥肌が立った。この曲となると、デビューコンの歌声が脳裏に染みついているから、落ち着いていて安定した低音。この空間に酔いしれるように、心地良さそうな表情で歌っている知念さんの姿に感嘆した。〝守るべきは この澄み渡る空 僕ら 両手を広げてる〟この歌詞で手を広げて上を向く、あどけない〝ちぃ〟はいない。各メンバーの変わりゆくも安定した歌声に、酔い痴れるには最高の空間だった。あの演出はズルい。I/O で8人がギュッと集まり、伊野尾さんのピアノに集まる情景とはまた違う感動だった。
 
 
すっかり その場の空気を奪われた中、イントロから大きな歓声が上がる。戻ってきた夏【ファンファーレ!】ピアノで終わるStarTimeに、ピアノから始まるイントロがより一層映えていた。ピースサインで仰け反る知念さんの絶妙な角度、今日もミニマムで可愛い。
 
 
ここで 不気味であり、廃墟のようなお屋敷の映像が入る。来たか…周りも察してざわめき始めた。このツアーの世界観には持って来い【僕はvampire】今回は棺の中からだった。メンバーそれぞれに合わせてデザイン性を生かした衣装、白と黒を基調にラメ・スパンコールが目を引く。知念さんはスリッドを効かせたオーバーシャツに白ベストをドッキングさせた黒レースの羽織、無防備に揺れる度にトキメキが止まらない。ドンピシャで好きだった。
 
 
 【Ride With Me】
〝振り返っても答えはない〟​​いつも人差し指だったのにWHYの振りだった知念パート。
 
 
舞い戻ってきた【SUPERMAN】おかえりなさい~~!!!DEAR.大好き芸人なので、この曲を入れてくれたのは相当嬉しかった。3本に吊るされたシャンデリア、懐かしいあの光景が浮かぶ。絶妙な振りが好きで、洒落た掛け合いと見事にマッチした中でのEntertainment を匂わせる異様なリズム感。
 
 
【Entertainment】
この曲を知った時から、演出を効かせて雰囲気ある振りを付ければ絶対にライブ映えする!!!そう確信していたから、その時の感情が甦ってゾクゾクした。音楽性を重視して京セラを見事にクラブ空間に染める、ネオンと掛け合う8人がなんだかアンニュイだった。 有岡さんの〝Make you wanna TOP UP! 〟ここから更にリズムが生まれ拍車が掛かり、絶妙に良い味を出していた。振りに沿ってなびく衣装が妖艶でこの曲にマッチしていた、乗りやすいテンポ感もいい。〝I'm gonna get, gonna get you heart〟ここの知念さんの振りが好きで、リズムの乗せ方に櫻井くんを感じさせる。軽やかに魅せるダンスと表情の乗せ方に、無邪気ながらも時折色気を感じさせた。
 
 
【BANGER NIGHT】
会場のボルテージをどんどん上げていくダンスメドレー、きっとここが最高潮。派手な照明がJUMPを彩る、天井を打つムービングライトも堪らなかった​。​この照明 SorLより好きだったかもしれない。〝迷わず叩き潰す Banger night〟​知念さんの目の表情​​いつも痺れる
 
 
Eテレの世界かと錯覚した【ぷぅのうた】後々ウルぷぅの声の正体が堂本光一くんと聞いて​、​頭が下がる。階段落ちはEndless SHOCK​……​匂わせていたのに全然気付かなかった​。恐縮ながら、アフレコが映像見たい。ウィーアー!JUMP!PU!拳を上げながらぷぅに変身したメンバーが登場。アラサ―軍団の着ぐるみ?誰もそんな事を感じさせない。可愛さの過剰摂取だ…
  
 
【はな壱もんめ】
上手と下手、4・4に分かれて手を繋いで「あの子が欲しい」「あの子じゃわからん」まるでお遊戯会。右に一歩、左に一歩 いつもと違った大きな体でステップを踏む度に可愛さがダダ漏れそれでいて〝君が欲しくて堪らないんだ〟なんて言っちゃうから、ズルい。
 
 
【我 I Need You】
散りばめられたぷぅ達が、慣れない着ぐるみで踊る姿には母性が芽生えた。この曲は知念さんの喜怒哀楽な表情が見られて楽しい。さぼねんのお尻ばっかり、双眼鏡で覗いていた。
 
 
真顔で、着ぐるみを纏ったまま始まったシュールな【SUPER DELICATE】ざわめく会場で我慢出来なくなったのか、ふいに笑みをこぼすJUMPに会場は歓声と愛おしさで溢れていた。
 
 
【MC】
束の間の休憩時間。今日ばかりはハッピーバースデーを控えているからか、心拍数が上がっていた。そーだ!SODA!盛り上がるやぶひか、裕翔くんは今日もボケのキレが抜群だし、ご機嫌な山田さんはノリノリでハグリットのマネだってしちゃう。伊野尾さんは剣の舞で海パンを履いていたJr.時代の話に花を咲かせて、ぷぅの衣装 帽子が重くて首が疲れちゃうんだよ…と嘆く知念さん。衣装のゴーグルに「見て見てこれVR!!」無邪気な雄也、コンタクトを付けたまま寝ちゃった有岡さん。メンバーの番宣に茶々を入れながら進行される、仲睦まじい光景。いつサプライズが来るか構えていたけど、話も出ない…ワイワイが始まっちゃう………
 
 
【Oh! my darling】
ドギマギしながらも、山田さんは相変わらず多様なアイドルだ… 目を奪われた。それに、いつも思うけど彼の汗は汗じゃない。艶感・光沢感がスゴい、CHANELのハイライトだって顔負け。エースの活躍をひょっこり顔を出してニヤニヤと見守る7人に、あぁ…これがHeySayJUMPだ!そんな光景に浸っていたら​、​ご本人様登場のノリで出てきた知念さん。おちゃらけ表情だけど、オーバーな振りも軽やかで、決めのターンに足上げ完璧。良いぞ、Wai Wai 知念!自分のソロ曲なのに、これを受け入れてくれてありがとう…と心の中でエースに嘆いた。そんなキレっキレな知念さんを見ていたら、10周年ツアーの時に控え室で踊っていたシャカリキダンスを思い出しちゃったから、帰って即見返した……可愛い。
 
 
 
そして、流れるHappyBirthday。待ってました~!!!!曲が流れた瞬間正気に戻って、フハッって照れ笑いするあの表情、さっきまでおちゃらけて踊っていたくせに、ズルい。知念さんのお顔と狼が描かれたケーキ、照明がピンクに変わり、天井に映し出されるさぼねんとHappyBirthdayの文字。「ちねんくんおめでとうございます、すぐ身長抜かすからな!」薮くんに吹き込まれてた伊藤篤志くん、君可愛いね。「わざわざ付き合って下さって、本当にありがとうございます」Jr.君の身長に合わせたのか、膝を立てて低姿勢で話を聞いていた知念さん、好きしかねぇ。
 
「知念よかったね~、26歳大人だね、抱負は?」ずっと変わらない8人の眼差しが温かくて、知念さんはこの空気に何度救われてきたんだろう、そう考えると胸が熱くなった。
「大好きな皆さんに祝ってもらったので、」と言うと、すかさず裕翔くんの口から「可愛い」が漏れる、同志じゃん卍 「Jr.も含めて、お客さんも含めて、このままね、いつまでも こうやって楽しくね、も~何でもいい。本当に好きな事が出来たらいいなって思っていますので、26歳もよろしくお願い致します」
 
意図的に自分にスポットが当たると照れて戸惑いながらも、丁寧で 知念さんらしい言葉を残してくれた。祝福ムード全開で「おめでとう~!」に溢れた場内。いつだって、愛され知念がそこにいた。
 
 
 
「本当にみなさん、沢山の愛をありがと~う!」TAKE2ながらも、最高の曲振りで始まった【アイノユウヒ】会場とメンバーに囲まれた温かい空間、 その幸せを噛みしめて歌っていたように感じた…そんな顔つきを見ながら 気付けば泣いていた。 メンステから散ける時に肩を組んでくれた雄也。良きたかちね、フランス旅を思い出してグッときた。沢山の「おめでとう」団扇を見つけて、頭を下げたり手を振ったり、レスポンスをする知念さんと、気付いてもらって喜ぶ知念担。そんな光景を見て何度幸せな気持ちにさせてくれたか、私まで嬉しかった。〝愛し愛され 愛を知るんだ いつでもそこに愛はあるんだ〟今見ている景色こそ、この歌詞のままだった。
 
 
【「め」の歌】
「今日はめでたいッ」???…トンチキソング襲来~~!「ウタウタウ2じゃん」と思う程〝め〟の主張。呪文のような、よく分からない歌詞が行き交うけど、気付けば歌って踊れるようになっていたから怖い。知念さんに「可愛くてごめんね~」なんてキュートな顔で花を咲かされちゃ、堪ったもんじゃない。謝る気なんて、更々無いだろうからもっとやれ。ツアーの途中からモニターで抜かれてハートが浮いていたけど、これは自然現象?(スタッフさん、ありがとうございます)
 
 
暗転で照明を遊ばせ、激しいイントロを踊る【Jr.コーナー】
 
 
裕翔くんの太鼓から始まり、八乙女さんの三味線。和テイストの【OVER】一瞬ビトラが頭をよぎる。狐のお面を外す、知念さんの目線外しに釘付けだった。
 
スローテンポな、魅せる【Give Me Love】雰囲気を変えたアレンジが効いていて新鮮だった。しなやかで丁寧な振り付けに沿う和服が神秘的。やまちねのフライングはあまりの美しさに京セラを舞う蝶のようで…布を纏う細かい所作、一連の流れまでもが本当に綺麗だった。それと、同時にジャニワが恋しくなった。
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【Last Dance】
ギミックを感じさせるような、どこか儚さを感じさせる新しいバラード。和服でより、哀愁深い。サビ前の知念ソロ、いつもと違う声質で丁寧に歌い上げる。薮・山田の高音のハモリと、雄也の低音のコントラストが良かった。
 
 
映像が流れて、京セラ一体が獣と薔薇の世界に惹き込まれる。 
 
【ミラクルワンダーマジック】 
アップテンポなイントロ、そのリズムに合わせて放たれる白い照明。「JUMP やぐら回転ステージ ~You回っちゃいなよ~」というジャニーズらしい、トンチキな名前が付いた360°回転式ステージ​。​日本のアーティストで初めてあの装置を使った試みは、ファンも圧巻のステージギミック。アリーナ中央では重力に逆らうJUMPを間近で見ることが出来る。なんなら触れそうな程の至近距離。生身により作り出される動きと光が融合して、歌詞通りメンカラの〝レーザービーム〟が客席に放たれる。予想も出来ない演出が次々と繰り出されて、驚きの連続だった。
  
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【獣と薔薇】
獣を身に纏うような衣装が一気に映えて、世界観を一新させる。イントロで魔法をかけられたかのように、JUMPの目つきが変わる。有岡さんとの掛け合い、知念さんの〝Smells like a rose…rose… I'm here on the xxxx〟で曲が広がり、歌詞の抑揚がやけに色っぽい。獣を感じさせる振りと、知念さんの表現する顔・目つきが鋭くて痺れた。
 
 
空気感を360°変えた【UTAGE Tonight】光くんの「宴だ~!!!」この煽りに心が騒ぎ立てられる。これも気付けば「U!T!G!」ノリノリでC&Rしているし、太鼓を叩くような振りに一緒に体を動かしたくなる、お祭りソング。
 
 
【パレードは終わらない- Life is an Adventure -】
パレードが始まるのアンサーソングのような曲。聴いた時から曲調がドンピシャで、イントロから心が踊る。「OK!Clap your Hands~」有岡さんの煽りに続いて、JUMPの声がどんどん加わる。段々と拍手が大きくなり〝Foever ever and ever〟冒頭から高揚感を感じさせてくれる、このリズム。遊園地を一周回ったかのような、本編を締めるには爽快感抜群のフィナーレ。山田さんの〝夢よ覚めないで このまま時間を刻んで 僕らの足跡 記憶の欠片を残した〟が堪らなく好きだ。みんなで横一列に並び、紳士のようにお辞儀をする、舞台のカーテンコールのように。始まるの対義語は 終わる なのに、終わらない にすることで〝この夢心地をずっと忘れないで〟そんなメッセージ性を含ませているように感じた。私の大好きな Hey!Say!JUMPの世界観が詰め込まれている。パレードが始まる~終わらない、この2曲をモチーフに是非とも八乙女さんに絵本を描いて欲しい。
 
 
今回、OPと同じ衣装で登場したアンコール。パレードは終わらない で本編の終わりを表しながらも、 寂しい気持ちに寄り添って「まだPARADEは終わらせないよ」そんな言葉を投げかけてくれたかのよう、双方で捉える事が出来た。この斬新な演出がすごく温かくて、好きだった。
 
 
毎年のセトリ入りでも、イントロで必ず歓声が上がる。台湾公演で披露されたバラードver.の【White Love】 〝最初で最後の恋を ◎ 始めようよ Lady 〟◎ここで照明が華やかになり、城が現れるからズルい。知念さんズルい。
 
 
【真夜中のシャドーボーイ・Dreams come true・Your Seed・Lucky-Unlucky・愛だけがすべて・COSMIC☆HUMAN・Come On A My House・明日へのYELL】怒涛に詰め込んだアンコールは10周年ライブですね、おかえりなさい。水色の衣装で踊る明日エルが結構好きなんだけど、毎回タオルを回す恒例の曲になってるのは無念。そろそろ腕が死ぬ。ジェラピケのようなふわふわのウルぷぅローブを着て、フードを被る。知念さんの茶髪がフードの色と無造作に巻かれた髪型にマッチしていて、抜群の可愛さを放っていた。ここでも萌え袖王、あざとい。
 
「俺たちが〜HeySayJUMP!」銀テ争奪戦を眺めるJUMPを見るのだって楽しい。
 
「みんなのおかげで最高の誕生日になりました、みんな!愛してるよ~」知念さんから両手投げキッスに加え、はにかみスマイルを頂戴して本公演が終わる。有終の美!
 
 
 
感情のジェットコースターに揺られた2時間半。肩の力が抜けたかのように涙が出た。一緒に入った知念担も涙が滲んでいたし、この瞬間、会場を後にしたくなかった。
 
ライブ後は祝杯だ!遠征なのもあって、浮かれていた。色々リサーチして予約したお店でUTAGEの続きを。ご飯が美味しいからお酒だって進むし、公演の振り返りをしながら知念さんの話に花を咲かせた。コンビニで缶チューハイを買い、団扇を広げてホテルで飲み直した。これぞ、遠征の醍醐味!誕生日ってだけで、私までこんなに幸せ気分を味わえていいのか。
 
 
私にとって特別であり、忘れたくない公演だった。ファンサを貰った訳でも、アリーナでお尻を拝めた訳でもない。〝誕生日公演〟この言葉に引き寄せられて、胸を弾ませながら大阪まで来た甲斐があった。むしろプライスレス。
知念さんが生まれた大切な日に、良い表情でいちばん好きな場所である〝ステージ〟に立っている。その姿を見れただけで十分幸せだった…きっとこれ以上の事はない。たくさんの愛に満たされるライブという空間。他にはない彼らにとっての日常が、ずっと続けばいい。
 
「大好きな皆さんと!何でもいいから、好きな事を続けていきたい」曖昧に聞こえるかもしれないけど〝来る者拒まず〟 そんなひたむき精神がずっと好きで。この先も、知念さんの思う 好きな事 が私の見える場所にありますように…そう、京セラに祈った。 
 
 
そして今年も!東京ドームにいた嵐御一行様から誕生日をお祝いして貰っていた!!「今日は知念の誕生日です」それも大野くんの口から、嬉しいね(泣)松潤なんて、上を見上げて「知念~~聞こえるか~~知念~おめでと~~」 ドーム越しに言ってくれたそうで。つくづく最強のオタクだよ、遠距離恋愛にも程がある。感謝感激雨嵐!
 
 知念さんの誕生日公演、彩を添えて下さった全ての方にありがとうございました!!
 
 
 
 
 ここからちょっと番外編、東京公演を含めたPARADEの振り返りを。
 
今回のツアーもセトリ騒動に賛否両論あって、色々な意見を目にした。7とBEST・バンドコーナーなし、多分一番はユニットが無かった事。セトリ落ちするとは思わず初日のレポを見てファンが落胆していた。唯一無二のやぶひかだってあるのに…そんな成仏していなかったオタクの気持ちを表すかのように、Johnny’s World Happy LIVE With YOUでユニットを初披露してくれた。想像もしていなかったセトリ入りにファンの方がビックリ!「全体のバランスを見て、泣く泣く披露されなかったものの、ギリギリまで構成に入っていた」そんな話をありちねコメンタリーで聞いて、ライブが出来ない状況下で頂いた機会に、色々考えていてくれたのかな…と思うと嬉しかった。「PARADEは終わらない」の延長戦!?私の中ではそう思えて、精一杯楽しんだ。MysteryO が他界隈でザワついていたし、〝ねえトイレ蓋閉めて〟をエゴサして笑ったのもいい思い出。「配信セトリにユニットを入れよう」知念さんが声を大にして発信してくれたそうで、いつだって私達のセトリの味方は彼だと確信した。
 
 
それに、毎年恒例アルバム曲の選抜落ち。PRADEの収録曲が私の好きで溢れていたから、その曲達を哀しんで少しだけ。
ゆったりしたメロディーにエフェクトを効かせた「I」不規則に展開する、重く低いビートを響かせて欲しかった。僕とけいとの作曲家と聴いて納得、ハッピーなテンポ感。アンコールに向けて作られた曲?!と期待したが故に聴きたかった Love Equation。サビ前に音が収まり、一層力強く盛り上がっていくCALL&PRAY と共にフィナーレに向かいたかった 。
 
 
演出で言ったら、ミラクルワンダーマジック・獣と薔薇。スケールの大きい派手な演出がきっと一番の山場。それが席によってこの演出が全く見えない…なんてこともあった。壮大な装置だったが故にこればかりは難しい…でも本当にワクワクさせてくれたし、度胆を抜かれた!!!
 
 
これは私が惜しんでいるだけかもしれないけど、パレードは終わらない 後半部、声の演出が欲しかった。鐘の音が聞こえる中「さぁ、幕は上がった。この音聞こえてる?」\ 聞こえてるよ! / ここからの部分がJUMPらしくて好きだったな~。だからこそ、全員の「さぁ、行こう!」で鳥肌を感じたかった…それでもトロッコで笑顔を振りまくJUMPが本当に眩しくて、素敵な光景だったから良い。
 
 
色々書いてしまったけど、、私はすごく好きだった。一番好きなツアーだったかもしれない。PARADEの世界観に既存の曲をどう溶け込ませるか、Hey!Say!JUMPの空気感を崩さずに、新しい要素を入れながらも、ジャニーさんが大切にしていたエンターテイメントを感じることが出来た。今回光一くんが携わって下さったのもあり、一味違う構成と雰囲気で新鮮だった。また、大阪はLilかんさい・名古屋以降はTravis Japan、他にも沢山のJr.がステージに立ってこのツアーを盛り上げてくれた。最初は寂しさすら感じていたけれど、Jr.をバックにつけてセンターステージに堂々と立つJUMPの姿を見た時は誇らしかった。恒例になっている、知念有岡伊野尾 公演後トリオのJohnnys webで、Jr.と戯れる貴重なオフショットもたくさん見せてくれた。
 
 
それに今回、贔屓目かもしれないけど。知念さんの歌声がすごく安定した気がする。自分が心地良く歌える歌い方をみつけたような、私の中でそう解釈した。低音・高音も、音程や声を探らず、堂々と真っ直ぐに響かせていた。
 
〝今回はある意味、挑戦だと思ってる。でも、無難なものを作るより、誰かの心には確実に残るライブを届けたかった〟パンフレットにあった知念さんの言葉がピッタリで、私はその〝誰か〟に該当した。あの高揚感を忘れることが出来ない。それと共に、もっと挑戦した姿も見てみたい、そんな欲張りな気持ちも芽生えた。
 
 
  
閉園後の遊園地、特別な空間を
HeySayJUMPと過ごしていたようなツアー「PARADE」
 
 
11/30が土曜に当たる2024年には
滞りなく誕生日公演が出来ていますように、またその時に。
 
 
 
 
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